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【23年間顕正会にのめり込み仏罰で目覚め】〜顕正会では凄まじい仏罰が連続〜


 私は、日蓮正宗に入信しましたが、それ以前の二十三年間は、異流義団体・顕正会に入って活動にのめりこんでいました。
ところが、自分の夢であった幼稚園教諭の仕事も、怪我で一年で退職し、次の保 険会社も、自律神経失調症を発症し、うつ状態となって勤まらなくなってしまっ たのです。

 その病気を抱えたまま、顕正会の幹部だった主人と結婚しましたが、経済的な問 題などで喧嘩(けんか)が絶えず、病気は悪化の一途をたどっていきました。
長男を妊娠した時には、妊娠二十七週で妊娠中毒症になり、さらに予定日より三 カ月も早い出産となったため、体重956グラムという超低体重児で生まれた息子 は、二歳を過ぎた頃から、熱性痙攣のような、てんかんの発作を起こすようにな り、たびたび救急車で運ばれるようになったのです。

 そして平成二十一年のこと、顕正会に疑問を持った主人が、日蓮正宗に改宗し、 私にも改宗を勧めてくれましたが、すっかり顕正会に洗脳されていた私は、強く 反発し、主人の話に一切耳を貸しませんでした。

 すると、さらにうつ状態が悪化し、また、息子が小学校二年生となった夏、「急 性脳症」を発症し、その後遺症で顔に表情が全くなくなり、意志表示もできなく なって、寝たきり状態になってしまいました。

 そして極めつけは二年前の年末、ひどい体のだるさに襲われ、 黄疸も出てきた ことから、病院で検査したところ〝自己免疫性肝炎〟という難病であると診断さ れ、緊急入院となってしまいました。この病気は、原因はわかっていないのです が、自分自身の免疫力が自らを攻撃してしまい、それが原因で肝臓が炎症を起こ し、やがて肝硬変になってしまう、という恐ろしい病気です。
 一週間ほどで退院できたものの、強い薬の副作用で、顔はアンパンマンのように 腫れ上がり、本当にひどい姿になってしまいました。

その後も、辛い出来事が立て続けに起き、私は「どうして、こんな不幸なことば かり続くのか」と考えた末に、ようやく罰であることに気づき、顕正会をやめて 理境坊で娘と息子と一緒に御授戒を受けました 。

 すると、御授戒を受けた途端に、まだ一分あった不安や迷いが吹き飛び、「日蓮 正宗が正しく、顕正会が間違っていたのだ。この事を、顕正会の友人に教えてあ げなくては」という力強い心が起きてきたのです。

 正信に励み顕れた功徳

 それから、かつての顕正会仲間だったIさんとKさんに話し、二人も無事に顕正会 を脱会して御授戒を受け、その三人で力を合わせて顕正会員だった仲間を次々と 折伏していきました。

 これにより、脱会して日蓮正宗に入信した友人が、さらに次々と折伏をして、現 在では顕正会からの脱会者が五十名以上となりました(これにより顕正会の自宅 拠点が一つ崩壊したそうです)。

 それから、会合や法要への参加、毎月の御講と登山の参詣、真心からの御供養の 参加と、講中の指針に心を合わせて、精一杯の仏道修行をさせていただいたとこ ろ、私の家族に有り難い現証が起きてきたのです。

 脳症の後遺症で無表情だった息子が、自分の意志で手を動かせるようになって、 見違えるほど表情が出るようになり、不登校状態だった娘も、高校に入学でき、 毎日「友達に会うのが楽しい」と登校するようになり、勉強も高成績となって、 自信をつけて何事にも挑戦意欲が出てきています。

 そして私自身も、ひどかった病気の症状が改善し、薄紙を剥(は)がすように、 日々、体力が回復して、次第に薬も軽減していきました。

 そして入信して一年が経過した頃、入信以来ずっと私たち家族の面倒をみてきて いただいた班長から、「ずいぶん、むくみもなくなってきましたね」と喜んでい ただき、「難病指定の肝炎を、これほど早い期間で改善できたのは、寿子さん が、皆と一緒になって、かつての仲間だった顕正会員をどんどん日蓮正宗に導 き、顕正会の自宅拠点を一つ潰(つぶ)したからですよ。もう一つ顕正会の拠点 を潰すつもりで折伏に励みましょう」と言われました。

 難病も寛解、さらなる精進を誓う

 そして、皆と連日折伏しておりますが、先日、病院の検査を受けたところ、医師 より「だいぶ回復してきていますので、もう薬は飲まなくてもいいでしょう。あ とは再発しないよう、健康に気をつけてください」と言われました。

 そもそも「この難病は一生、薬を飲み続けなくてはいけない」と言われていたの ですが、それが全く飲まなくてよい、というまでに回復することができたので す。本当に御本尊様の功徳は有り難いと思いました。

 振り返ってみると、私は、妙観講に入講して以来、正しい信心を学び実践させて いただけているから、功徳があるのだと実感しています。

 入信してきた高齢者や病気の方や子供達に対する育成のあり方、御登山や会合に も、自分だけ参加するのでなく、足が悪い方に付き添い一緒に参加する事を心が け、それがかえって、自らの功徳となること等を教えていただいたり、問題にぶ つかった時、一緒に御本尊様に唱題し、御祈念していくべきことを示していただ くなど、まったく顕正会の時は考えもしないことでした。

 やはり本物の信心は違う、と実感しております。

 今回の難病がよくなった等の体験を通して、異流義団体にいて、どんなに重い罪 があったとしても、反省懺悔(さんげ)して仏様の仰せのとおりに実践していけ ば、 必ず罪障消滅させていただけるのだ、と確信いたしました。これからも皆 さんと共に仏道修行を頑張っていきたいと思います。



 伊東寿子さん

   

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